来来月ぐらいから、司法修習生の方は、また司法研修所に行くのでしょうか。ということで、司法研修所生活についての思うところ・注意事項などを書いてみます。
ちなみに、司法研修所というのは、最高裁判所が、弁護士、裁判官、検察官を養成するために埼玉県和光市(東京都練馬区?)に開設している法曹養成のための学校です。まあ、例えて言うならば、法曹養成虎の穴のことです。
? 体を壊さない。
司法研修所では、朝の10時から夕方の5時まで、毎日、みっちり講義・起案・講評などの授業があります。このスケジュールは結構ハードです。
そして、寮や家に帰っても、その日の復習やら、明日の予習やら、二回試験対策やらで勉強が大変でしょう。私が修習していたときも、研修所についた初日から、いきなり徹夜で勉強している人や、毎日、夜遅くまで勉強している人がたくさんいました。
しかし、無理はしないことです。勉強は大切ですが、体を壊したら何にもなりません。ほどほどに勉強していても二回試験は通ります(体験談)。それよりも、万全の体調で二回試験に臨む方が大切です。実力者なのに、二回試験当日、体を壊してしまい、その結果、不合格になってしまった人を何人も見てきています。
体が資本なので、くれぐれも無理しないことです。
? 朝寝坊しない。
当たり前ですが、朝寝坊しないように注意することが大切です。無断での欠勤や遅刻は罷免事由です。
ただ、和光が、初めての一人暮らしという人も多いでしょう。したがって、寝過ごしてしまうと、気づかないまま朝寝坊してしまう危険があります。
ちなみに、私は、仲のよい友人6人と電話連絡網を作って、毎日8時30分に電話を回すというふうにしていました。これなら、6人とも寝坊しない限り、遅刻する心配はありませんので。
? 気を滅入らせない。
毎日、講義・起案・講評の繰り返しで、正直、気が滅入ってきます。
さらに、司法研修所併設のいずみ寮は、病室のようなサナトリウム風の部屋で、寮に帰っても気は滅入ります。
そこで、気晴らしをすることが大切です。いずみ寮の前にあるグランドでサッカーや野球をするのも良いですし、研修所前の樹林公園で散歩したり、ピクニックするのもよいですし、和光市駅界隈に飲みに行くのもよいでしょう。
あまり、二回試験を意識しすぎて、気を張り詰めないことが大切です。
? 食事に気をつける。
栄養をとることが大切です。栄養をとらないことには、体も心も健康ではありえません。
しかし、これが、実は、和光では一番大変なのです。この点は、また、機会があれば、別の機会に書きます。
? バスの乗り方に慣れる。
司法研修所の前のにはバス停があります。ここには、2社のバスが乗り入れています。西武バスと東武バスです。この2社は同じバス停を使っています。そして、どちらかのバス会社は(西武バスだったか東武バスだったかは忘れました)、前の扉から乗って、料金も先払いで、目的地で後ろの扉から降ります。もう一方のバスは、後ろの扉から乗って、料金は後払いで、目的地で前の扉から降ります。したがって、和光についたときには、最初、バスの乗り方に混乱します。
私なんか、バス会社が2社乗り入れていて、各社によって、乗り方が違うんだということに気づいたのは、和光を後にするちょっと前でした。それまで、いつも、どこから乗ればよいのか混乱してました。
まあ、要は、郷に入ったら郷に従い、無理をしないことが大切ということです。
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