月曜日に、法律相談担当ということで、弁護士会館の法律相談センターに行ってきました。
法律相談センターとは、弁護士の知り合いがいない市民の方のために、法律相談を気軽にできるようにと、弁護士会が設立している相談所のことです。
法律相談センターの相談枠は、1枠30分で6枠とってあります。しかし、最近は、6枠すべて埋まっていることはなかなかなく、空きが結構出ているみたいです。
事実、私が担当だった月曜日も、6枠の内2枠しか相談予約が入っておらず、2件の相談が終わった2時以降は、終了の4時まで、暇な時間を過ごさざるを得ませんでした。
大阪には、西天満の弁護士会館の他にも、堺、難波、岸和田、谷町などに相談センターがありますが、ここ数年は、どこの法律相談センターも相談件数は減っているみたいです。鳴り物入りで、設立した千里も、たった2年で廃止になりましたし。
法律相談センターも、無料相談枠を拡大したり、トリベンなるキャラクターを作って広報したりしているみたいですが、それでも、相談件数は軒並み減っているようです。
来年からは、専門相談ということで、専門の研修を受けた弁護士が相談に応じるという形にリニューアルされますが、この退潮傾向に歯止めがかかるかというと、私は、懐疑的です。
最近は、テレビ・ラジオ、つり革広告などで、弁護士事務所の広告がなされるようになったので、弁護士事務所が、直接広く認知され、法律相談センターで出会った弁護士に依頼するという方法が迂遠に感じられるようになってきたのでしょう。
また、基本、無料の法テラス相談は、枠がいっぱいで、2週間待ちなどという話しも聞きますので、法テラスとの棲み分けもうまく行っていないという部分もあるのでしょう。
そういう意味では、ここ数年での広告自由化と法テラスの設立で、弁護士会の法律相談センターは、曲がり角に来ているのでしょう。
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